クライアントのサイトでキーワードの調査をしていたら「ワンクリック詐欺」の検索数が月間53,403回もあり、少し調べてみました。

架空請求など詐欺関連では圧倒的な検索回数で実際の被害も携帯を中心に広がっているようです。

基本的には、1度だけアクセスしたサイトから利用料金などを請求される架空請求ですが、
・自分で検索サイトなどからアクセスする場合
・迷惑メールから軽い気持ちでクリックしてしまう場合
・色々なサイトを見ているうちに、突然アダルトサイトを表示してしまう場合

などがあるようです。

一方的に送られてくる架空請求のメールなどと違って、自分でアクセスしたページで料金請求が表示されるために騙される人が多いようです。

その時にあなたの個人情報を取得したかのように振る舞い、騙してきますが、ただアクセスしただけで個人情報が取得されることはありませんので、基本的には無視すれば問題はありません。

少し手の込んだものだと、メールの中のURLを細工して、送信先のメールドレスが解るようにして、アクセスがあるとそのメールアドレスに対して、申込み完了や請求内容を送ったりするようです。

中にはウイルスやスパイウェアを組み合わせた巧妙なものもあるようです。

フィッシング詐欺なども心配されていますが、もっと単純な「ワンクリック詐欺」が一番被害に会いやすいのかもしれません。皆さんも怪しいサイトへのリンクは、安易にクリックしないよう気を付けましょう。


⇒ 警視庁のワンクリック詐欺手口の説明ページ