パソコンが苦手な方や高齢者の方でもインターネットで調べ物をすることは一般化してきており、この傾向は間違いなく更に高まるでしょう。

しかし、なれないインターネットでの問合せや注文をすることは、不安であり大きな負担となりますから、途中で行動を止めてしまうことも多いようです。
そのような場合は、電話やFAXの窓口も提供することで、安心して注文や問合せをしてもらえる可能性が高くなります。

インターネットで注文した直後にちゃんと注文が出来ているかを電話で確認してくる人がいるくらいですか、確認のメールを送るのは当たり前として、お礼を兼ねて手紙や電話で確認するのも場合によっては有効です。

宿の予約などで、全て自動化されていると、ほんとうに予約が取れているのか不安になるのは私だけでは無いと思います。

インターネットだからと問合せ窓口はメールに限定するのではなく、相手に不便をかけないように電話やFAXの窓口も可能な限り提供することが大切です。

ネット専業ではなく、実店舗や事務所を構えているのであれば、場所や営業時間を明記した上でリアルな窓口を積極的に紹介してください。

場所が近ければ訪問してくれるかもしれませんし、相手の見えないインターネットの世界で相手の所在がはっきり判ることは安心感にもつながります。

インターネットからの問合せや注文には、全てインターネットで対応しなければならないと思う人も意外にいるようですが、相手や状況によってメール、電話、FAX、手紙などを使い分けると効果的です。

特にクレームにメールで対応するのは止めましょう。事態を悪くするだけですから電話での対応が基本です。

電話や住所を教えるとしつこい売込みをされるのではないかと警戒して、メールでのやり取りを望む場合もありますし、こちらからの電話を嫌うこともあります。

そのような場合は、メールでの情報提供で関係を維持し、信頼性を高めると共に、リアルな窓口へのコンタクトを促すことで、問合せの電話して頂いたり、店舗への訪問をしていただけたりもします。

インターネットだけで完結させることなく、いままで行ってきたリアルな方法を組み合わせることが大切です。