Googleアドワーズ(キーワード広告:PPC)の魅力は、

・誰でも低予算で直ぐに始められること。
・広告の作成や出稿がオンラインで行え、直ぐに掲載されること。
・1つのキーワードに複数の広告が同時に掲載できること。
・キーワード、広告ごとの表示数、クリック数やクリック単価が直ぐにわかること。

などになりますが、テストマーケティングを行うには最高のツールだと言えます。

インターネット・マーケティングのアプローチとしては、まずは仮説を立てることから始まり、テストをして結果を検証し、結果を反映してまたテストすることの繰り返しです。
小さな失敗を経験し、その試行錯誤の中から、成功パターンを見つけ出すことですから、まさに最適なツールと言えます。

では、実際にどのようにテストマーケティングを行うかを説明します。
スプリットランという手法なのですが、1つのキーワードに複数の広告を設定し、どの広告コピーの反応が高いのかを比べるのです。同時に設定された広告はランダムに配信されますので、同じ条件での比較ができます。

キーワードにもよりますが、検索数が少ないと、結果を判断できるまでに時間を要することもありますので、同時に比較する広告は2つ位がよいでしょう。

検索結果に表示される広告コピーと同じように、受け側のホームページ側のテストも行うことが出来ます。

キャッチコピーやオファーの異なるページを2つ用意して、同じ広告から両方に誘導して、どちらのページの反応が高いのか、申し込みや最終的な成約率が高いのかなどを比べます。
同じキーワードに、まったく同じ内容の広告で、飛び先のURLだけ違うものを登録することで、両方のページに振り分けてくれます。

検索回数の多いキーワードでテストを行う場合、クリックが多すぎて思った以上に費用がかさむ場合があります。広告のグループを分けるなどして、テスト用の予算を別に設定すると、既存の広告掲載に影響することなく、決めた予算でテストすることができます。

誰でも思いつく一般語は、検索回数は多いのですが、競争が激しくクリック単価は高くなります。

目的を絞り込むために、複数のキーワードを組み合わせた複合語であれば、検索回数は少なくなりますが、検索の目的と広告内容が一致し場合のクリック率やサイト誘導後の目的達成率(コンバージョン率)も高くなります。
一般語に比べてクリック単価は安くなりますし、費用対効果も高くなります。

短期のテストを除いては、複合キーワードで小まめな掲載がポイントとなります。

皆さんもグーグル・アドワーズでマーケティングの勉強を始めてみてはいかがですか。