Yahoo!関連の情報が続きますが、今回は最近のヤフーの更新で検索順位を大きく下げているサイトの傾向をまとめてみたいと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、ヤフーの激変は8/30から始まり、その後11/1、そして12/6にもアップデートが公式にアナウンスされています。
http://searchblog.yahoo.co.jp/2007/12/yst_update_7.html
今回12/6の更新に関しては数日前から影響が出始めていたようで、私の管理するサイトでも順位を下げたサイトが出ていますが、まだ分析できていないので別の機会にお伝えしたいと思います。

SEOを本格的にされている方はご存知の情報ばかりだとは思いますが、前回までの更新で検索順位を下げたサイトの傾向です。

○日本語ドメイン
キャッシング.comなど検索キーワードをドメイン名に含めたサイトです。一時期上位を独占していましたが正常に戻ったと言えるでしょう。

○自作自演のリンク
sub1.mysite.com
sub2.mysite.com
などサブドメインを使いサイトを量産して、自分のサイトにリンクしている。

1つのサーバーで大量のドメインのサイトを運営して自分のサイトにリンクしている。

これらは、同じIPアドレスまたは近いアドレス(クラスC)のサイトから大量にリンクし手いる場合に自作自演と見なされて評価を下げたようです。

○アフィリエイトサイト
トップページにアフィリエイトのリンクが沢山ある、リンクが多すぎるサイトも順位を下げています。

対策としては、
・リンクを減らす(一番確実でしょう)
・リダイレクトなどで直接アフィリエイトサイトにリンクしない
・"nofollow"属性を指定して、検索エンジンにリンク先を認識させない

○キーワードが多過ぎる
ページ全体としてのキーワード出現率は皆さん気にされているようですし、極端に出現率が高くなければ問題ないようですが、前半にキーワードが多く密度が高すぎる場合にペナルティを受けるようです。

文中でキーワードが接近し過ぎると日本語としてもおかしいですから注意しましょう。


ヤフーは評価の基準が頻繁に変わります。今まで有効だったリンク元の評価が下がることもよくあります。常に最新の情報を入手して、その時々に有効な被リンクの確保が重要と言えるでしょう。